お役立ちコラム
Column廃業や店舗閉鎖等に伴う不用品の処分方法
はじめに
近年は流行の移り変わりが早く、またコロナウイルスの影響などもあり、廃業、オフィスや店舗の閉鎖、事務所の移転など、大きな転機を迎えている方も多くいらっしゃるかもしれません。
ところが、いざオフィスや店舗などを引き払おうと思うと、片付けなければならないゴミや不用品が大量に出てくることになります。事業所等から出るゴミは産業廃棄物扱いになるため、家庭ゴミとして処分することはできません。これらのゴミや不用品類はいったいどのように処分したらいいのでしょうか。
進め方・やるべきこと
- 不用品回収業者に依頼する
オフィスや店舗などの不用品を処分する場合、不用品回収業者に依頼するのが一般的です。法人向けサービスを行っている業者もあり、いらないものをまとめて処分できるのが最大の魅力です。出張回収を利用すれば、自分たちで大きなものや重いものを運んだり、ゴミを分別したりする必要もありません。ただし、産業廃棄物収集運搬許可を取得している業者に依頼することが大切です。また、きちんと正しい方法で不用品を廃棄しているかも確認しましょう。 - 自治体に問い合わせる
自治体の中には、オフィスなどの不用品を受け入れてくれるところもあります。しかし、必ずしも受け付けているわけではなく、ものによって対応が違う場合もあるので、事前に問い合わせましょう。また、自治体に回収してもらう際は、指定された場所まで運ばなければなりませんし、粗大ゴミ処理券を貼ったり、収集時間が決まっていたりしますので、ルールに則って準備をしましょう。他に、自分でゴミ処理場に直接不用品を持ち込むことができる場合もありますが、引き取ってもらえるかは事前に確認する必要があります。 - 買い取ってもらう
オフィスや店舗の不用品は、状態によっては買取をしてもらうことも可能です。きれいな状態で、問題なく使うことができるものは、買取専門業者やリサイクルショップなどで買い取ってもらえることもあるでしょう。特に、業務用プリンターといったOA機器や家電類は高く売れる傾向があります。しかし、中には買い取ってもらえないものもあり、そういったものはほかの処分方法を考えなければなりません。
まとめ
大量の不用品が出てくることになりがちな、オフィスの移転や店舗の閉鎖。他の業務などもある中、なにかと忙しくなってしまうことも多いのではないでしょうか。計画的に準備を進め、余裕を持って最終日を迎えられるようにしたいですよね。処分したいものがたくさんあったり、家具類など大きくて重い不用品がいくつも出そうな時には、不用品回収業者へ依頼するのもよいでしょう。こうした業者は片付けのプロですので、処分の仕方に迷ってしまうようなものでも、解体するなどして正しい方法で対応してくれます。
当社でも不用品の回収や買取、産業廃棄物の処分等を行っております。不用品処分をお考えの際には、お気軽にご相談ください。